右側・左側で違う?コメカミの頭痛の原因と片頭痛・緊張型頭痛の見分け方 

頭痛に悩む女性

こめかみがズキズキ・締め付けられる痛み…原因が片頭痛か緊張型か、右左差は何を示すのかを医師監修データで解説。危険な脳血管障害の見分け方から薬・ストレッチ・予防法まで網羅します。チェックリストで自分のタイプを判定でき、受診すべきタイミングと適切な診療科、妊娠中や子どもの対処、新薬CGRP抗体製剤の活用まで徹底ガイド。さらに光刺激や天候変化への予防策も紹介し、日常生活の質を高めます。

1. コメカミの頭痛とは

「コメカミ(こめかみ)」とは、目尻と耳の中間あたりにある側頭部のくぼんだ部分を指します。この部位には三叉神経の枝や浅側頭動脈、側頭筋が集中しているため、血管の拡張や筋肉の緊張、神経の過敏化などが起こると痛みを感じやすくなります。日常的なストレスや光・音の刺激、あるいは睡眠不足などが引き金となり、片側または両側のコメカミにズキズキ、あるいは締め付けられるような痛みを生じることが少なくありません。

1.1 コメカミが痛むメカニズム

コメカミ周辺の痛みは大きく「血管性」「筋緊張性」「神経性」の三つに分けられます。それぞれの代表的メカニズムを以下に整理しました。

分類 主な原因 痛みの特徴
血管性 浅側頭動脈の拡張、血流の急激な変化 拍動に合わせてズキンズキンと波打つ
筋緊張性 側頭筋・咬筋の過緊張、長時間のデスクワーク 重だるい・締め付けられるような圧迫感
神経性 三叉神経の刺激・過敏化、感覚過負荷 ピリピリと電気が走る、鋭い刺すような痛み

これらのメカニズムは単独で起こる場合もあれば、複合的に絡み合って慢性的な頭痛を形成することもあります。とくに血管の拡張と周囲筋の緊張が同時に生じると、痛みが強く長引く傾向があるため注意が必要です。

1.2 片頭痛と緊張型頭痛の基礎知識

コメカミの痛みのうち、発症頻度が高いのが片頭痛と緊張型頭痛です。両者は痛みの性質や誘因、併発症状が異なるため、まずは特徴を把握しておくことがセルフケアの第一歩となります。

項目 片頭痛 緊張型頭痛
痛みの位置 片側のコメカミ〜目の奥が多い 両側のコメカミ〜後頭部に広がる
痛みの強さ 中等度〜強い 軽度〜中等度
痛みの性質 拍動性(ズキズキ) 圧迫感・締め付け感
誘因 光・音・におい、月経、寝不足、チョコレートなど 長時間同じ姿勢、眼精疲労、精神的ストレス
随伴症状 吐き気、光や音への過敏、閃輝暗点 肩こり、首のこわばり、めまい感
発症タイミング 週1〜月数回、突然始まる 慢性的にほぼ毎日、夕方に悪化しやすい

片頭痛は血管性要素が主体で、光や音などの刺激に敏感になるのが特徴です。一方、緊張型頭痛は筋緊張性要素が主体で、デスクワークやスマートフォンの長時間使用後に生じやすくなります。それぞれで対策のポイントが異なるため、症状のセルフチェックを行い適切に対応することが大切です。

2. 右側と左側で違うコメカミ頭痛の主な原因

頭痛でコメカミを押さえる女性

痛む部位 主に考えられる原因 特徴・チェックポイント
右側のみ 片頭痛/顎関節のアンバランス/ストレス由来の筋緊張 拍動性の痛みが多い・口を開閉すると悪化・パソコン作業後に発症しやすい
左側のみ 片頭痛/副鼻腔の炎症/歯の噛み合わせ不良 鼻づまりや歯痛を伴うことがある・午前中に強く出やすい
両側 緊張型頭痛/眼精疲労/高血圧による血管性頭痛 締め付けるような痛み・長時間同じ姿勢で増悪・肩こりを同時に感じやすい

2.1 右側だけが痛む場合の要因

2.1.1 片頭痛の片側優位発作

三叉神経血管説により、脳血管が急激に拡張して炎症物質が放出されることで脈打つような痛みが生じる。右利きに多いと言われるが、生活習慣との関連が大きい。

2.1.2 顎関節のアンバランス

右側で咀嚼を偏って行うクセがあると、側頭筋に負担がかかりコメカミの痛みとして現れる。朝起床時の違和感や耳の前のクリック音が手がかり。

2.1.3 ストレス由来の筋緊張

精神的ストレスで交感神経が優位になると、片側の僧帽筋〜側頭筋が硬直。肩・首を回したときに右だけ張りを感じる場合は要注意。

2.2 左側だけが痛む場合の要因

2.2.1 副鼻腔の炎症

上顎洞や篩骨洞の炎症が左側の顔面〜コメカミに鈍い痛みとして放散。後屈で痛みが増す、黄色い鼻汁がサイン。

2.2.2 歯の噛み合わせ不良

左の奥歯で噛みしめる習慣があると咬筋から側頭筋へ負荷が集中。食後や就寝中の歯ぎしりがきっかけになりやすい。

2.2.3 片頭痛の左側発作

光・音過敏や吐き気を伴う場合は片頭痛の可能性が高い。月経周期や寝不足で誘発されやすい点に注目。

2.3 両側が痛む場合の要因

2.3.1 緊張型頭痛

長時間のパソコン作業やスマートフォン操作で肩〜首の筋が硬直。鉢巻きで締め付けられるような痛みが両側同時に現れる。

2.3.2 眼精疲労

近くの画面を凝視し続けることで外眼筋が緊張。コメカミに鈍い圧迫感が発生し、休憩や蒸しタオルで軽減される。

2.3.3 血圧変動による血管性頭痛

高血圧や気温差で血管が急激に拡張・収縮。両側のこめかみ血管がドクドクと拍動し、朝方に強く感じることが多い。

3. 片頭痛と緊張型頭痛のセルフチェックポイント

頭痛のチェックの画像

3.1 痛みの性質と強さ

「ズキズキ」と脈打つような痛みが片側に現れる場合は片頭痛、両側を「ギューッ」と締め付けられるような鈍い痛みは緊張型頭痛の可能性が高いと言われています。

チェック項目 片頭痛 緊張型頭痛
痛み方 拍動性・ズキズキ 圧迫感・締め付け感
痛みの部位 片側が多い 両側が多い
持続時間 4〜72時間 30分〜数日
悪化要因 体を動かすと悪化 姿勢・筋緊張で悪化

3.2 伴う症状と前兆

痛み以外のサインに着目すると自己判別しやすくなります。

  • 片頭痛では吐き気・光過敏・音過敏がよくみられ、閃輝暗点など視覚の前兆が出ることもあります。
  • 緊張型頭痛では肩こりや首こり、眼精疲労が目立ち、嘔吐や視覚前兆はまれです。

3.3 日常生活への影響度

活動への支障の度合いは治療・予防の優先度を決める大事な指標です。

  • 片頭痛: 痛みが強く、横にならないと家事や仕事が続けられないことが多い。
  • 緊張型頭痛: 作業は続けられるが集中力が低下し、慢性的に疲労感が残りがち。

3.4 発症タイミングと誘因

頭痛ダイアリーをつけると発症パターンが見えやすくなります。

主な誘因 片頭痛 緊張型頭痛
生活リズム 寝不足・寝過ぎ・月経前後 長時間のデスクワーク・不良姿勢
食事・飲み物 赤ワイン・チョコレート・チーズ カフェイン過剰摂取・食事抜き
環境刺激 強い光・騒音・気圧変動 冷房による肩首の冷え
心理的要因 急なストレス解放 慢性的ストレス蓄積

複数の誘因が重なると発症リスクが急上昇するため、チェックリストで該当数を数え、発生前に対策を取ることが推奨されます。

4. 他の疾患が隠れている可能性

病気が気になる女性

こめかみ痛=片頭痛とは限らず、急激な進行や視覚・感覚の異常を伴う場合には別の疾患が隠れていることがあります。代表的な4例と特徴を以下に整理します。

疾患名 痛みの性質 随伴症状 発症パターン
群発頭痛 目の奥をえぐられるような激痛 流涙・鼻水・発汗・まぶたの腫れ 決まった季節や時間帯に連日発作
副鼻腔炎 鈍い圧迫感、前かがみで増悪 黄緑色の鼻汁・発熱・頬や歯の痛み 風邪後に長引くことが多い
三叉神経痛 電気が走るような瞬間的激痛 洗顔・歯磨き・会話など軽い刺激で誘発 数秒〜数分の発作を繰り返す
脳血管障害 ハンマーで殴られたような突然の激痛 片側の脱力・しびれ・ろれつ障害・意識低下 前触れなく発症し進行が早い

4.1 群発頭痛

20〜40代の男性に多く、片側のこめかみから眼窩にかけて「耐え難いほどの激痛」が15分〜3時間ほど続きます。夜間に覚醒してのたうち回るほどの痛みが典型で、発作期は1〜2カ月毎日続くことがあります。アルコールや気圧変化が誘因になりやすく、発作期には少量の酒でも再燃するため禁酒が推奨されます。

4.2 副鼻腔炎

上顎洞や前頭洞に膿がたまることで顔面やこめかみの鈍い圧迫感を生じます。鼻詰まりで口呼吸となり睡眠の質が下がるほか、頭を下げる動作で痛みが強くなるのが特徴です。市販の鎮痛薬でごまかすよりも、鼻腔内の洗浄や抗菌対策で原因を取り除くことが改善への近道になります。

4.3 三叉神経痛

顔面の知覚をつかさどる三叉神経が血管や腫瘍により圧迫され、こめかみ・頬・顎に「ビリッ」と走る瞬間痛を反復します。チョコレートをかじる、髭剃りをするなどわずかな刺激が引き金になるため日常生活に支障が大きいのが特徴です。痛みが短時間に終わる点で片頭痛とは異なります。

4.4 脳血管障害の警告サイン

くも膜下出血・脳出血・脳梗塞では突発的で経験したことのない激痛とともに、片側の手足の脱力、構音障害、視野欠損、嘔吐などを伴うことがあります。痛みが数分続く、もしくは徐々に悪化する場合は時間が最も重要なファクターとなるため、一刻も早い対応が必要です。

こめかみ痛が上記の特徴に当てはまる、あるいは鎮痛薬が効かず悪化する場合は、迷わず救急要請を検討してください。

5. 病院を受診すべきタイミングと診療科の選び方

強い頭痛で頭を抱える女性

5.1 緊急性が高い症状

5.1.1 今すぐ救急車を呼ぶべきサイン

突然の激しい痛み・ろれつが回らない・片側の手足の脱力やしびれ・意識がもうろうとするといった症状は、脳血管障害など生命に関わる状態の可能性がある。直ちに救急要請が望まれる。

5.1.2 早期受診を要するサイン

症状 考えられるリスク
38℃以上の発熱を伴う頭痛 髄膜炎・副鼻腔炎など感染症
視界が霞む・二重に見える 視神経炎・緑内障発作
頭をぶつけた後に悪化する痛み 慢性硬膜下血腫
数週間かけて徐々に増す痛み 脳腫瘍・血管奇形
嘔吐を繰り返す、光や音に極端に敏感 重度の片頭痛・くも膜下出血前兆

上記に該当する場合は、休日・夜間を問わず早めの受診が安全策となる。

5.2 神経内科と脳神経外科の違い

5.2.1 神経内科が得意とするケース

脳卒中後遺症、てんかん、パーキンソン病など脳や神経の機能障害が疑われるが外科的処置を要さない場合に適している。頭痛の診断には詳細な問診と画像検査以外の神経学的評価が欠かせない。

5.2.2 脳神経外科が得意とするケース

脳腫瘍・動脈瘤・頭部外傷など手術や血管内治療を視野に入れたアプローチが必要な状態に対応する。CTやMRIを即日撮影できる体制が整っていることが多い。

どちらを選ぶか迷うときは、痛みの出方(急性か慢性か)と伴う症状(麻痺・視覚障害など)が判断材料になる。画像検査が不可欠と思われる場合は脳神経外科が優先される傾向にある。

5.3 受診前に準備する情報

5.3.1 頭痛日記のポイント

発症日時・継続時間・痛みの部位・性質(ズキズキ、締めつけなど)・誘因(天候変化、睡眠不足、特定食品)を記録すると診断精度が高まる。

5.3.2 服用中の薬のリスト

市販鎮痛薬・サプリメントを含め剤形、製品名、用量、服用頻度を整理しておく。薬剤性頭痛や相互作用の有無を確認しやすくなる。

5.3.3 生活習慣とトリガー

スマートフォン利用時間、デスクワークの姿勢、運動頻度、カフェイン・アルコール摂取状況などをメモしよう。再発予防のアドバイスが具体的になる。

これらの情報をまとめて持参することで、短時間でも的確な診察が受けられ、不要な検査や重複処方を避けやすくなる。

6. コメカミ頭痛の対処法と予防策

頭痛の体調不良で薬を持つ女性

6.1 市販薬の選び方と使用上の注意

急な痛みを鎮めたいときは、市販の解熱鎮痛薬が手軽な選択肢になる。ただし有効成分・副作用・用量に違いがあるため、自分に合ったものを見極めることが重要だ。

主成分 特徴 注意点
アセトアミノフェン 刺激が少なく胃にやさしい。眠気が出にくい。 過量摂取で肝機能障害のリスク。用量・間隔を必ず守る。
イブプロフェン 抗炎症作用が強く、筋緊張性の痛みにも適する。 空腹時の服用で胃痛を起こしやすい。消化性潰瘍の既往がある人は避ける。
ロキソプロフェン 即効性が高く、片頭痛のピークを抑えやすい。 腎機能が低下している場合は慎重に使用。15歳未満は使用不可。

いずれの薬も連用は3日以内が基本。アルコールやカフェインの同時摂取は作用を強める恐れがあるため控える。

6.2 ストレッチとマッサージのやり方

6.2.1 側頭筋リリース

こめかみに人さし指・中指を当て、円を描くように20秒ほぐす。ゆっくり呼吸しながら行うと筋緊張がゆるむ。

6.2.2 僧帽筋ストレッチ

背筋を伸ばし、右手で頭を右へ倒す。首の左側が伸びた状態で15秒キープ。左右各2セット。

6.2.3 胸鎖乳突筋のタッピング

耳の下から鎖骨へ向けてリズミカルに指先で軽く叩く。血流が促進され、酸素不足による痛みを減らしやすい。

6.3 睡眠と食事の見直し

睡眠不足も過眠も片頭痛発作のトリガーになり得る。毎日同じ時刻に就寝・起床し、6〜7時間の質の高い睡眠を確保しよう。

食事は低血糖を防ぐために3食を規則正しく取ることが基本。加工肉・熟成チーズ・赤ワインなどチラミンを多く含む食品は片頭痛を誘発することがあるので、症状と摂取状況をメモして関連を確認するとよい。

6.4 ストレス管理とリラクゼーション

6.4.1 呼吸法

4秒吸って7秒止め、8秒かけて吐く「4-7-8呼吸」を3セット。副交感神経が優位になり、血管の過度な拡張を抑える。

6.4.2 マインドフルネス

姿勢を正して目を閉じ、感覚に注意を向ける。「痛みを評価しない」ことがポイントで、痛みの緊張ループを断つ助けになる。

6.4.3 アロマテラピー

ラベンダーやペパーミントの精油をディフューザーで拡散。香り刺激でリラックスし、筋肉がゆるみやすくなる。

6.5 偏光レンズやブルーライトカットなど光刺激対策

まぶしさは片頭痛の前兆や悪化因子となる。外出時は偏光サングラス、室内ではブルーライトカット眼鏡やディスプレイの明るさ自動調整機能を活用しよう。

就寝1時間前はスマートフォンやタブレットを避け、暖色系の照明に切り替えると入眠がスムーズになり、翌日の頭痛発生率も低下しやすい。

7. 医師に聞いたよくある質問

クエスチョンマークの札を持つ女性医師

7.1 妊娠中や授乳中でも使える頭痛薬は

妊娠期・授乳期は胎児や乳児への影響を最小限に抑える必要があるため、一般的に第1選択となる成分はアセトアミノフェンである。非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェン・ロキソプロフェンなど)は胎児の動脈管収縮や母乳中移行が問題となる場合があるため、医療従事者へ使用可否を確認することが望ましい。

成分 妊娠中 授乳中 備考
アセトアミノフェン ○(推奨) ○(推奨) 用量を守れば安全域が広い
イブプロフェン △(妊娠後期は避ける) △(短期使用なら可) 動脈管収縮リスクに注意
ロキソプロフェン △(同上) 母乳中濃度は低いが要観察

いずれの成分でも長期連用や推奨容量超過は避け、症状が続く場合は必ず専門機関へ相談する。

7.2 子どものコメカミ頭痛の特徴

学童期から思春期にかけての片頭痛は、成人より持続時間が短い一方で嘔気・腹痛・顔面蒼白など自律神経症状が目立ちやすい。また、テレビやゲームなど光刺激・音刺激が発作の引き金となるケースが多い。痛みを言語化できない低年齢層では、頭を抱える・泣く・静かな暗所へ行きたがる行動がサインになる。

発熱や意識障害を伴う場合は緊急評価が必要であり、市販薬を漫然と使う前に原因精査を受けることが推奨される。

7.3 片頭痛の新薬CGRP抗体製剤とは

カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)は片頭痛発作の発生に深く関与する神経ペプチドである。CGRPの作用を阻害することで発作頻度を抑えるCGRP抗体製剤(エムガルティ®・アジョビ®・アイモビーグ®など)が2021年以降公的保険の適用となった。月1回または3カ月に1回の皮下注射で予防効果が期待できるが、以下の点に留意する。

  • 対象は月8日以上の片頭痛発作がある、従来の経口予防薬で効果不十分または副作用が問題となった成人。
  • 長期安全性は蓄積中であり、妊娠を計画している場合は慎重投与。
  • 自己注射が基本だが、初回は医療機関で指導を受ける。

7.4 漢方薬や鍼灸は効果があるか

漢方医学では、片頭痛は「瘀血(おけつ)」「気滞血瘀」などの概念で捉えられ、桂枝茯苓丸、当帰芍薬散、呉茱萸湯などが用いられる。体質や冷え・月経周期との関連を踏まえて処方が調整される点が特徴で、西洋薬と併用して発作頻度が減少した例も報告されている。

鍼灸では、側頭筋・僧帽筋の緊張緩和や自律神経調整を目的に百会・太陽・合谷などの経穴が選択される。国内外の臨床研究では、緊張型頭痛の疼痛強度低下と片頭痛の発作日数減少が示唆されているものの、施術者の技量や施術プロトコルで結果がばらつく。副作用は少ないが、出血傾向や皮膚感染症がある場合は避ける。

いずれの補完療法も「即効性より継続的な体質改善」を目指すアプローチであり、生活習慣の見直しやストレス管理と併せて行うことで効果が高まりやすい。

8. まとめ

コメカミ頭痛は、片側か両側か、ズキズキか締め付けか、光や音過敏など伴う症状で片頭痛か緊張型かを推測できます。市販NSAIDsやストレッチで改善しない、急激な痛みや麻痺を伴う場合は脳神経外科・神経内科を受診し、早期診断で重篤疾患を除外することが重要です。予防には睡眠・食事管理とストレス低減が有効です。また群発頭痛や副鼻腔炎など他疾患のサインを見逃さない目安にもなり、痛み日記で発症時間や誘因を記録すると診察がスムーズになります。

和歌山の頭痛専門鍼灸院矢野鍼灸整骨院では頭痛専門の鍼灸でお体を4か月で整えて、頭痛やお体のお悩みを解決します。

矢野鍼灸整骨院の鍼灸は、てい鍼という痛みゼロの鍼と、熱さの調節できるお灸で初めての方でも安心して受けていただけます。

頭痛でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

【この記事を書いた人】

 矢野泰宏(やの やすひろ)

 鍼灸師/自律神経ケア専門 和歌山・矢野鍼灸整骨院 院長

ストレスによるめまい・耳鳴り・頭痛・不眠・パニック障害・不安感など、自律神経の乱れによる不調に悩む方を対象に、薬に頼らない東洋医学的アプローチでのサポートを行っています。丁寧なカウンセリングと身体にやさしい鍼灸で、心身のバランスを整える施術を心がけています。

 

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参考サイト

春日リハビリテーション病院 こめかみがズキズキする・・・慢性頭痛の症状と原因

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