【すぐ楽になる】頭痛い時の対処法|薬に頼らない応急処置と5つのツボ

頭痛に悩む女性

頭が痛い時、薬を飲む前に試せる対処法があることをご存知ですか?この記事では、今すぐ実践できる応急処置から、頭痛のタイプ別の対処法、薬に頼らず効果的な5つのツボまで詳しく解説します。緊張型・片頭痛・群発頭痛それぞれに適した方法を知ることで、症状を和らげることができます。また、頭痛を予防する生活習慣や、すぐに病院へ行くべき危険なサインも紹介。この記事を読めば、頭痛との正しい付き合い方が分かり、つらい症状から解放される第一歩を踏み出せます。

1. 頭痛い時にすぐできる応急処置

頭痛が起きた時、すぐに実践できる応急処置を知っておくことで、症状を和らげることができます。ここでは、自宅や職場で今すぐ試せる4つの基本的な対処法をご紹介します。

1.1 冷やす・温める判断基準

頭痛には冷やすべきタイプと温めるべきタイプがあり、間違った方法を選ぶと逆効果になることがあります。正しい判断基準を理解しておきましょう。

頭痛のタイプ 対処法 症状の特徴 具体的な方法
ズキズキ脈打つ痛み 冷やす 血管が拡張している状態 保冷剤や濡れタオルを額やこめかみに当てる
締め付けられる痛み 温める 筋肉の緊張による血流悪化 温タオルや蒸気アイマスクを首や肩に当てる

冷やす場合は10分から15分程度を目安とし、直接肌に当てる際はタオルで包むようにしましょう。温める場合は、首の後ろから肩にかけての範囲を温めることで、頭部への血流が改善されます。

1.2 暗い静かな場所で休む

頭痛の多くは、光や音などの外部刺激によって症状が悪化します。特にズキズキと脈打つような痛みを感じる時は、環境を整えることが重要です。

カーテンを閉めて部屋を暗くし、スマートフォンやパソコンの画面からも距離を取りましょう。可能であれば横になって休むことをおすすめします。仕事中であれば、会議室や休憩室など静かな空間に移動し、5分から10分でも目を閉じて休息を取ることで症状が軽減されることがあります。

また、照明の明るさを調整できる環境であれば、間接照明や温かみのある色温度の低い照明に切り替えることも効果的です。

1.3 水分補給で血流を改善

頭痛の原因として見落とされがちなのが脱水症状です。体内の水分が不足すると血液の粘度が高まり、脳への酸素供給が低下して頭痛を引き起こします

常温の水または白湯をコップ1杯から2杯程度、ゆっくりと飲むようにしましょう。一度に大量に飲むのではなく、少量ずつ継続的に摂取することがポイントです。

飲み物の種類 おすすめ度 理由
常温の水・白湯 体への負担が少なく吸収されやすい
スポーツドリンク 電解質も補給できるが糖分に注意
カフェイン飲料 血管収縮効果があるが飲みすぎは逆効果
アルコール類 × 脱水を悪化させるため避けるべき

カフェインを含むコーヒーや緑茶は、ズキズキするタイプの頭痛には一時的に効果がある場合もありますが、1日に何杯も飲むと依存性の問題や頭痛の慢性化につながるため注意が必要です。

1.4 深呼吸でリラックスする方法

ストレスや緊張は筋肉を硬直させ、頭痛を悪化させます。深呼吸を行うことで自律神経のバランスが整い、痛みが和らぐことがあります

椅子に座るか床に座り、背筋を伸ばした姿勢を取ります。以下の手順で深呼吸を5回から10回繰り返しましょう。

  1. 鼻からゆっくりと4秒かけて息を吸う
  2. 2秒間息を止める
  3. 口からゆっくりと6秒から8秒かけて息を吐き切る
  4. 1秒間の自然な間を置いてから次の呼吸へ

吸う時にはお腹が膨らむように意識し、吐く時にはお腹がへこむように腹式呼吸を心がけます。呼吸に意識を集中させることで、痛みから注意がそれ、リラックス効果が高まります。

これらの応急処置は単独でも効果がありますが、複数を組み合わせることでより高い効果が期待できます。例えば、暗い部屋で横になりながら深呼吸を行い、同時に冷やしたり温めたりするといった方法です。自分の頭痛のタイプと状況に合わせて、最適な組み合わせを見つけてみてください。

2. 頭痛のタイプ別対処法

頭痛のチェックの画像

頭痛にはいくつかのタイプがあり、それぞれ原因や症状が異なります。自分の頭痛がどのタイプなのかを見極めることで、より効果的な対処ができます。ここでは代表的な3つの頭痛タイプについて、その特徴と具体的な対処法を解説します。

2.1 緊張型頭痛の特徴と対処法

緊張型頭痛は最も一般的な頭痛で、頭全体が締めつけられるような痛みが特徴です。頭の両側や後頭部から首筋にかけて、鈍い痛みが続きます。

項目 内容
主な症状 頭を締めつけられるような痛み、肩こり、首のこり
痛みの範囲 頭全体、特に後頭部から首筋
持続時間 30分から7日間程度
主な原因 長時間のデスクワーク、姿勢の悪さ、精神的ストレス

緊張型頭痛には温めるアプローチが効果的です。首や肩の筋肉をほぐすことで血流が改善され、痛みが和らぎます。蒸しタオルを首の後ろに当てたり、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かったりすることがおすすめです。

また、軽いストレッチや散歩などの軽い運動も有効です。凝り固まった筋肉をほぐし、血液循環を促進させることで頭痛が軽減されます。デスクワーク中は1時間に1回程度、首や肩を回す簡単な運動を取り入れましょう。

2.2 片頭痛の特徴と対処法

片頭痛はズキンズキンと脈打つような痛みが特徴で、頭の片側に起こることが多い頭痛です。ただし、両側に痛みが出る場合もあります。

項目 内容
主な症状 ズキンズキンと脈打つ痛み、吐き気、光や音への過敏
痛みの範囲 頭の片側(時に両側)、目の奥
持続時間 4時間から3日程度
主な原因 脳血管の拡張、気圧の変化、睡眠不足、特定の食品

片頭痛には冷やすアプローチが適しています。痛む部分に保冷剤や冷たいタオルを当てて、拡張した血管を収縮させることで痛みを和らげます。緊張型頭痛とは逆の対処法になるため、頭痛のタイプを見極めることが重要です。

暗くて静かな部屋で安静にすることも大切です。片頭痛は光や音、においに敏感になるため、刺激の少ない環境で休むことで症状が軽減されます。カーテンを閉めて部屋を暗くし、音を遮断できる静かな場所で横になりましょう。

カフェインを適量摂取することも有効な場合があります。コーヒーや紅茶に含まれるカフェインには血管を収縮させる作用があるため、片頭痛の初期段階で飲むと痛みが和らぐことがあります。ただし、飲み過ぎは逆効果になるため注意が必要です。

2.3 群発頭痛の特徴と対処法

群発頭痛は目の奥をえぐられるような激しい痛みが特徴で、ある期間に集中して起こる頭痛です。男性に多く見られ、痛みの強さから別名「自殺頭痛」とも呼ばれます。

項目 内容
主な症状 目の奥の激しい痛み、涙、鼻水、充血
痛みの範囲 片側の目の奥から周辺
持続時間 15分から3時間、1日に数回起こることも
主な原因 体内時計の乱れ、アルコール、血管の拡張

群発頭痛が起きている期間中は、アルコールを完全に避けることが最も重要です。アルコールは血管を拡張させ、頭痛を誘発する強力なトリガーとなるため、群発期間中は一切摂取しないようにしましょう。

純酸素の吸入が効果的とされていますが、自宅で対処する場合は深呼吸を繰り返すことで症状が和らぐことがあります。ただし、群発頭痛は非常に激しい痛みを伴うため、専門的な対処が必要になる場合が多い頭痛です。

規則正しい生活リズムを保つことも予防につながります。群発頭痛は体内時計の乱れと関連があるとされているため、毎日同じ時間に就寝・起床し、昼寝も避けるようにすることで発症リスクを下げることができます。

3. 薬に頼らず効く5つのツボ

頭痛に効果のあるツボに鍼とお灸をする鍼灸師

頭痛がひどい時、薬を飲む前に試してほしいのがツボ押しです。東洋医学では古くから頭痛に効果があるとされるツボがあり、自分の指で簡単に刺激できる方法として多くの人に活用されています。ここでは即効性が期待できる5つのツボを、場所と押し方とともに詳しく解説します。

3.1 百会のツボの場所と押し方

百会(ひゃくえ)は頭のてっぺんにあるツボで、頭痛全般に効果が期待できる万能のツボとして知られています。左右の耳の最も高い部分を結んだ線と、顔の中心線が交わる場所に位置しています。

項目 内容
場所 頭頂部の中心、両耳を結んだ線と顔の中心線の交点
押し方 両手の中指を重ねて、頭の中心に向かって垂直にゆっくり押す
時間 3秒押して3秒離すを5回繰り返す
効果 緊張型頭痛、片頭痛、血行促進、リラックス効果

押す時は爪を立てず、指の腹を使って気持ちいいと感じる程度の強さで刺激します。強く押しすぎると逆効果になることがあるため注意が必要です。

3.2 風池のツボの場所と押し方

風池(ふうち)は首の後ろ、髪の生え際付近にあるツボで、首や肩のこりから来る頭痛に特に効果的です。後頭部の筋肉の緊張をほぐし、脳への血流を改善する働きがあります。

項目 内容
場所 首の後ろ、髪の生え際のくぼみで耳の後ろの骨から指2本分内側
押し方 両手の親指をツボに当て、残りの指で頭を包み込むようにして斜め上に向かって押す
時間 5秒押して3秒離すを5回繰り返す
効果 緊張型頭痛、眼精疲労、肩こり、首のこり

風池を刺激する時は、頭を少し後ろに傾けた状態で行うとより効果的です。デスクワークで首が疲れた時にも有効なツボです。

3.3 天柱のツボの場所と押し方

天柱(てんちゅう)は風池の少し内側にあるツボで、後頭部の筋肉に直接働きかけます。首のこりや眼精疲労からくる頭痛の緩和に効果があり、風池と合わせて刺激するとより高い効果が期待できます。

項目 内容
場所 首の後ろ、髪の生え際で首の太い筋肉の外側のくぼみ
押し方 両手の親指をツボに当て、頭を支えるようにして上に向かって押し上げる
時間 5秒押して3秒離すを3~5回繰り返す
効果 後頭部の頭痛、眼精疲労、首のこり、自律神経の調整

天柱を押す際は、首の中心に向かってではなく、やや上方向に押すのがポイントです。長時間のスマートフォンやパソコン使用後の頭痛に特に効果的です。

3.4 合谷のツボの場所と押し方

合谷(ごうこく)は手の甲にあるツボで、頭痛だけでなく様々な痛みに効く万能ツボとして広く知られています。場所も分かりやすく、いつでもどこでも押しやすいため、外出先での頭痛対策にも適しています。

項目 内容
場所 手の甲、親指と人差し指の骨が交わる部分のやや人差し指寄りのくぼみ
押し方 反対の手の親指でツボを押さえ、人差し指側に向かって押し込む
時間 3~5秒押して離すを両手それぞれ10回程度繰り返す
効果 片頭痛、緊張型頭痛、歯痛、肩こり、ストレス緩和

合谷は痛みを感じやすいツボですが、痛気持ちいい程度の強さで押すのが効果的です。左右両方のツボを刺激することで、より高い効果が期待できます。

3.5 太陽のツボの場所と押し方

太陽(たいよう)はこめかみにあるツボで、片頭痛や目の疲れからくる頭痛に即効性が高いとされています。側頭部の痛みに直接アプローチできるため、ズキズキする頭痛の時に特に有効です。

項目 内容
場所 こめかみ、目尻と眉尻の中間から指1本分後ろのくぼみ
押し方 両手の人差し指または中指をツボに当て、円を描くようにゆっくりマッサージする
時間 時計回りに10回、反時計回りに10回ゆっくり回す
効果 片頭痛、眼精疲労、側頭部の痛み、目の充血

太陽のツボは目に近い場所にあるため、優しく刺激することが大切です。押す方法だけでなく、軽く叩いたり、温めたりする方法も効果的です。長時間の読書やパソコン作業の後にこのツボを刺激すると、目の疲れと頭痛の両方が楽になります。

これら5つのツボは組み合わせて刺激することで、より高い効果が期待できます。頭痛の初期段階で試すことで、薬を使わずに症状を和らげられる可能性があります。ただし、ツボ押しを行っても症状が改善しない場合や、頭痛が頻繁に起こる場合は、専門家に相談することをおすすめします。

4. 頭痛を予防する生活習慣

自然の中でくつろいで自律神経を整える女性

頭痛は日々の生活習慣を見直すことで、発症頻度を大幅に減らすことができます。ここでは、継続的に実践できる予防策を具体的に紹介します。

4.1 睡眠リズムを整える

不規則な睡眠は頭痛の最も一般的な原因の一つです。毎日同じ時刻に就寝・起床することで体内時計が整い、頭痛が起きにくい体質へと変化します。

睡眠習慣 推奨される対策 頭痛予防への効果
就寝時刻 毎日23時までに就寝 成長ホルモン分泌で血管が安定
睡眠時間 7〜8時間を確保 脳の疲労回復で頭痛リスク低減
休日の寝だめ 平日との差を2時間以内に リズムの乱れによる週末頭痛を防止
就寝前習慣 スマートフォンは1時間前まで ブルーライトによる睡眠の質低下を防ぐ

寝不足だけでなく、寝すぎも頭痛の原因となります。休日に普段より2時間以上長く寝ると、血管が拡張して片頭痛を引き起こすことがあるため注意が必要です。

4.2 姿勢改善で頭痛を防ぐ

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用は、首や肩の筋肉に過度な負担をかけ、緊張型頭痛を誘発します。正しい姿勢を意識するだけで頭痛の頻度が半減するというデータもあります。

椅子に座る際は、背もたれに腰をしっかりつけ、足裏全体が床につくように座ります。パソコン画面は目線の高さかやや下に配置し、画面との距離は40〜50センチメートル保ちましょう。キーボードを打つ際は、肘の角度が90度以上になるよう調整します。

スマートフォンを見る際は、下を向かずに顔の高さまで持ち上げることで、首への負担を軽減できます。この姿勢は「スマホ首」と呼ばれる症状を防ぎ、頭痛予防にもつながります。

姿勢のポイント 悪い例 良い例
首の角度 前に15度以上傾ける まっすぐか軽く引く
肩の位置 前に出て丸まる 耳の真下に肩がくる
背中 猫背で丸める 自然なS字カーブを保つ

1時間に1回は立ち上がり、首をゆっくり左右に回す、肩を上下に動かすなどのストレッチを取り入れると、筋肉の緊張がほぐれて頭痛予防に効果的です。

4.3 ストレス管理の方法

精神的ストレスは自律神経のバランスを崩し、血管の収縮・拡張を不安定にさせて頭痛を引き起こします。ストレスを完全になくすことは難しいため、うまく付き合う技術を身につけることが重要です。

効果的なストレス管理法として、毎日15分程度の軽い運動があります。ウォーキングやヨガなどの有酸素運動は、脳内のセロトニンという物質を増やし、自然とリラックスできる状態を作ります。激しい運動は逆に頭痛を誘発する可能性があるため、息が上がらない程度の強度が適切です。

また、趣味の時間を意識的に確保することも大切です。好きな音楽を聴く、読書をする、植物の世話をするなど、日常から離れて没頭できる時間を持つことで、ストレスホルモンの分泌が抑えられます。

瞑想や腹式呼吸も、科学的に効果が認められているストレス管理法です。1日5分、静かな場所で目を閉じ、ゆっくりと腹式呼吸を繰り返すだけで、副交感神経が優位になり頭痛予防につながります。

4.4 頭痛を引き起こす食べ物を避ける

特定の食品には、血管を拡張させたり炎症を引き起こしたりする成分が含まれており、頭痛を引き起こしやすい体質の人は注意が必要です。

食品カテゴリー 具体例 頭痛を引き起こす成分
熟成チーズ ブルーチーズ、チェダーチーズ チラミンが血管を拡張
加工肉 ハム、ソーセージ、サラミ 硝酸塩が血管に作用
アルコール 赤ワイン、日本酒 ヒスタミンと脱水作用
チョコレート ダークチョコレート フェニルエチルアミンとカフェイン
柑橘類 オレンジ、グレープフルーツ クエン酸の過剰摂取

カフェインは少量なら頭痛を和らげる効果がありますが、毎日大量に摂取していると依存状態になり、摂取しないときに離脱症状として頭痛が発生します。コーヒーは1日2〜3杯までに抑えることが推奨されます。

人工甘味料のアスパルテームも、頭痛の引き金になることが報告されています。ダイエット飲料やノンシュガー食品を頻繁に摂取する人は、成分表示を確認する習慣をつけましょう。

食事のタイミングも重要で、空腹時間が長すぎると血糖値が下がり頭痛が発生します。朝食を抜かない、間食に果物やナッツを選ぶなど、血糖値を安定させる食生活を心がけることで頭痛予防につながります。

水分不足も頭痛の隠れた原因です。1日1.5〜2リットルの水を、こまめに分けて飲む習慣をつけると、血液の粘度が下がり脳への酸素供給がスムーズになります。

5. 病院に行くべき危険な頭痛のサイン

チェックの札を持つ頭痛の専門医

多くの頭痛は自宅での対処で改善しますが、命に関わる重大な病気が原因で起こる頭痛もあります。以下のような症状が見られる場合は、速やかに救急車を呼ぶか、緊急外来を受診する必要があります。

危険なサイン 考えられる病気 緊急度
今までに経験したことのない激しい頭痛 くも膜下出血、脳出血 最高
意識がもうろうとする、会話が成立しない 脳梗塞、脳炎 最高
高熱と激しい頭痛が同時に起こる 髄膜炎、脳炎 最高
手足のしびれや麻痺を伴う 脳卒中
視野が欠ける、物が二重に見える 脳腫瘍、脳血管障害

5.1 突然の激しい頭痛

「バットで殴られたような」と表現される突然の激痛は、くも膜下出血の典型的な症状です。数秒から数分で痛みのピークに達し、今まで経験したことのない強さの頭痛が特徴です。

この症状は脳の血管が破れて出血している可能性が高く、時間との勝負となります。吐き気や嘔吐を伴うこともあり、首の後ろが硬くなる症状も見られます。横になって安静にし、すぐに救急搬送を依頼してください。

また、頭痛が徐々に強くなり、数週間から数ヶ月かけて悪化していく場合も注意が必要です。脳腫瘍や慢性硬膜下血腫などの可能性があります。

5.2 意識障害を伴う頭痛

頭痛とともに意識レベルの低下や認識の混乱が起こる場合は、脳への血流障害や脳の炎症が疑われます。具体的には以下のような症状が現れます。

  • 呼びかけに対する反応が鈍い
  • 会話の内容が理解できない、つじつまが合わない
  • 今いる場所や日時が分からない
  • ぼんやりとして集中できない
  • 異常な言動や行動をとる

これらの症状は脳梗塞や脳出血、脳炎などの可能性を示しています。本人は自分の状態を正確に把握できていないことが多いため、周囲の人が気づいて対応することが重要です。

片側の手足が動かしにくい、顔の片側が垂れ下がる、ろれつが回らないといった症状も同時に見られる場合は、脳卒中の可能性が非常に高いため、一刻も早い対応が求められます。

5.3 発熱や嘔吐を伴う頭痛

38度以上の高熱と激しい頭痛が同時に起こる場合、髄膜炎や脳炎などの脳や脊髄を覆う膜に炎症が起きている可能性があります。

髄膜炎の特徴的な症状として、首を前に曲げようとすると強い抵抗感があり、痛みで曲げられない状態があります。これは項部硬直と呼ばれ、重要な判断基準となります。

嘔吐を伴う頭痛も注意が必要です。特に以下のような状況では早急な受診が必要です。

  • 何度も繰り返し嘔吐する
  • 嘔吐しても頭痛が軽減しない
  • 朝起きた時に特に強い頭痛と嘔吐がある
  • 頭痛の強さが日に日に増している

これらは脳圧が上昇していることを示す可能性があり、脳腫瘍や水頭症などの病態が隠れているかもしれません。

また、頭部を強く打った後に起こる頭痛も危険です。当日は症状がなくても、数日から数週間後に頭痛や意識障害が現れる場合があり、これは慢性硬膜下血腫の可能性があります。特に高齢者や抗凝固薬を服用している方は注意が必要です。

6. まとめ

頭痛い時の対処法として、まずは冷やす・温めるの判断をして応急処置を行い、暗く静かな場所で休むことが大切です。緊張型頭痛には温めて筋肉をほぐし、片頭痛には冷やして血管の拡張を抑えることが効果的です。百会や合谷などのツボ押しも薬に頼らない対処法として有効です。日頃から睡眠リズムを整え、正しい姿勢を保つことで頭痛の予防につながります。ただし、突然の激しい頭痛や意識障害を伴う場合は、すぐに医療機関を受診してください。

和歌山の自律神経専門鍼灸院矢野鍼灸整骨院では頭痛専門の鍼灸で頭痛のお悩みを解決します。

矢野鍼灸整骨院の鍼灸は、てい鍼という痛みゼロの鍼と、熱さの調節できるお灸で初めての方でも安心して受けていただけます。

頭痛でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

【この記事を書いた人】

 矢野泰宏(やの やすひろ)

 鍼灸師/自律神経ケア専門 和歌山・矢野鍼灸整骨院 院長

ストレスによるめまい・耳鳴り・頭痛・不眠・パニック障害・不安感など、自律神経の乱れによる不調に悩む方を対象に、薬に頼らない東洋医学的アプローチでのサポートを行っています。丁寧なカウンセリングと身体にやさしい鍼灸で、心身のバランスを整える施術を心がけています。

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参考サイト

ほどがや脳神経外科クリニック 頭痛の薬

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