【危険なサイン?】頭痛右側の痛み、放置はNG!考えられる5つの原因と対処法

右側だけに起こる頭痛は、片頭痛や緊張型頭痛から、重大な脳疾患まで、さまざまな原因が考えられます。この記事では、右側の頭痛で考えられる5つの主な原因と、それぞれの特徴的な症状を詳しく解説します。また、自宅でできる応急処置や市販薬の選び方、すぐに病院を受診すべき危険なサインもご紹介。右側の頭痛に悩むあなたが、適切な対処法を選び、予防につなげるための具体的な情報をお届けします。
1. 頭痛右側だけが痛むのはなぜ?片側性頭痛の基礎知識
頭の右側だけが痛むという経験をしたことはありませんか。
このような片側だけに限定された頭痛は、実は特定の種類の頭痛によく見られる症状です。
頭全体が痛む場合とは異なり、片側性の頭痛にはそれぞれ明確な原因やメカニズムが存在します。
ここでは、右側だけに痛みが現れる頭痛について、基本的な知識を整理していきます。
1.1 右側だけに痛みが出る頭痛の特徴
頭痛が右側に限定される場合、いくつかの特徴的なパターンが見られます。
まず、痛みの範囲が明確に右半分に限られているという点が重要です。
こめかみから側頭部、目の奥、耳の周辺といった右側の特定の部位に痛みが集中します。
痛みの質も頭痛の種類によって異なり、ズキンズキンと拍動するような痛み、締め付けられるような痛み、電気が走るような鋭い痛みなど様々です。
持続時間も数分から数時間、あるいは数日間続くものまで幅広く存在します。
片側性頭痛の多くは、発作的に起こることが特徴で、痛みが繰り返し同じ側に現れる傾向があります。
また、頭痛に伴って吐き気や光・音への過敏性、目の充血や涙が出るといった症状が一緒に現れることもあります。
| 痛みの特徴 | 具体的な症状 |
|---|---|
| 痛みの範囲 | こめかみ、側頭部、目の奥、耳の周辺など右側に限定 |
| 痛みの質 | 拍動性、締め付け感、鋭い痛み、圧迫感など |
| 持続時間 | 数分から数時間、場合によっては数日間 |
| 随伴症状 | 吐き気、嘔吐、光過敏、音過敏、目の充血、流涙など |
1.2 両側の頭痛との違い
頭の両側が痛む頭痛と、右側だけが痛む頭痛では、その原因や性質が大きく異なります。
両側性の頭痛は、頭全体を締め付けるような痛みが特徴で、多くの場合は緊張型頭痛やストレス性の頭痛です。
一方、片側性の頭痛は特定の神経や血管の問題が関係していることが多く、より専門的な対応が必要になることがあります。
両側性頭痛は日常生活のストレスや疲労が原因となることが多く、休息によって改善することが一般的です。
対して片側性頭痛は、三叉神経や頭部の血管の異常な反応によって引き起こされることが多く、特定の頭痛疾患の可能性を考える必要があります。
痛みの強さについても違いがあり、両側性の頭痛は軽度から中等度の痛みが多いのに対し、片側性の頭痛は中等度から重度の激しい痛みを伴うことが少なくありません。
また、片側性頭痛では痛む側が毎回同じであることが多く、この一貫性も診断の重要な手がかりとなります。
| 比較項目 | 両側性頭痛 | 片側性頭痛(右側) |
|---|---|---|
| 痛みの範囲 | 頭全体、両側のこめかみなど | 右側のみに限定 |
| 痛みの性質 | 締め付け感、圧迫感 | 拍動性、鋭い痛み |
| 痛みの強さ | 軽度から中等度 | 中等度から重度 |
| 主な原因 | ストレス、疲労、筋肉の緊張 | 神経や血管の問題、特定の疾患 |
| 随伴症状 | 肩こり、首の痛み | 吐き気、光過敏、目の症状 |
1.3 放置すると危険な理由
右側だけの頭痛を「よくある頭痛だろう」と軽視して放置することには、いくつかの危険が潜んでいます。
まず、痛みの原因が重大な疾患である可能性を見逃してしまうリスクがあります。
くも膜下出血や脳腫瘍、脳動脈瘤といった命に関わる病気でも、初期症状として片側の頭痛が現れることがあります。
これらの疾患は早期発見・早期対応が生命予後を左右するため、特徴的な危険なサインを見逃さないことが極めて重要です。
また、片頭痛や群発頭痛といった慢性的な頭痛疾患を放置すると、痛みの頻度が増加し、日常生活への影響が大きくなっていきます。
適切な対処をしないまま痛み止めを頻繁に使用すると、薬物乱用頭痛という新たな問題が生じることもあります。
三叉神経痛のような神経の問題を放置すると、痛みの発作が増え、より強い痛みに悩まされるようになる可能性があります。
さらに、慢性的な痛みは心理的なストレスとなり、うつ状態や不安障害を引き起こすこともあります。
仕事や家事、学業などの日常活動に支障をきたし、生活の質が著しく低下してしまうことも少なくありません。
早めに原因を特定し適切に対処することで、これらのリスクを回避し、痛みのない快適な生活を取り戻すことができます。
| 放置のリスク | 具体的な影響 |
|---|---|
| 重大な疾患の見逃し | くも膜下出血、脳腫瘍などの早期発見の遅れ |
| 症状の悪化 | 痛みの頻度や強さの増加 |
| 薬物乱用頭痛 | 痛み止めの過剰使用による新たな頭痛の発生 |
| 神経障害の進行 | 三叉神経痛などの症状悪化 |
| 心理的影響 | うつ状態、不安障害の発症 |
| 生活の質の低下 | 仕事、家事、社会活動への支障 |
2. 頭痛右側の痛みで考えられる5つの原因

頭の右側だけに痛みが現れる場合、いくつかの原因が考えられます。
片側性の頭痛は、単なる疲れやストレスだけでなく、特定の疾患のサインである可能性もあります。
ここでは、右側に頭痛が起こる代表的な5つの原因について、それぞれの特徴と見分け方を詳しく解説します。
2.1 原因1 片頭痛(偏頭痛)
片頭痛は、頭の片側に起こる拍動性の痛みが特徴的な頭痛です。
「偏頭痛」とも表記され、若い女性に多く見られる傾向があります。
2.1.1 片頭痛の症状と特徴
片頭痛の痛みは、ズキンズキンと脈打つような痛みとして感じられることが多く、4時間から72時間程度続くことがあります。
痛みは中等度から重度で、日常生活に支障をきたすレベルになることも少なくありません。
階段の昇降や軽い運動など、日常的な動作によって痛みが悪化する特徴があります。
吐き気や嘔吐を伴うことが多く、光や音に対して過敏になることもあります。
片頭痛の前兆として、視野の一部がキラキラと光って見えたり、ギザギザした光が見える「閃輝暗点」という現象が起こることがあります。
| 症状 | 特徴 |
|---|---|
| 痛みの質 | ズキンズキンと拍動する |
| 痛みの場所 | 頭の片側(右側または左側) |
| 持続時間 | 4時間~72時間 |
| 随伴症状 | 吐き気、嘔吐、光過敏、音過敏 |
| 悪化要因 | 身体活動、階段昇降 |
2.1.2 右側に起こりやすい理由
片頭痛は必ずしも毎回同じ側に起こるわけではありませんが、痛みが出やすい側が人によって決まっていることがあります。
右側に頭痛が起こりやすい人は、脳の血管の拡張や収縮のパターンが右側で起こりやすい体質である可能性があります。
三叉神経という顔面の感覚を司る神経の右側が過敏になっている場合、右側に痛みが集中することがあります。
ストレス、睡眠不足、特定の食品(チョコレート、チーズ、赤ワインなど)、天候の変化、月経周期などが片頭痛の引き金となることが知られています。
利き手側の筋肉の使い方や姿勢の偏りが、片側の血流に影響を与えている可能性も指摘されています。
2.2 原因2 緊張型頭痛
緊張型頭痛は、頭全体を締め付けられるような痛みが特徴ですが、片側だけに症状が強く出ることもあります。
最も一般的なタイプの頭痛で、多くの人が経験します。
2.2.1 肩こりや首のこりとの関係
緊張型頭痛は、首や肩の筋肉の緊張が頭痛の原因となっています。
首の後ろから後頭部にかけての筋肉が硬くなると、その緊張が頭部に伝わり、頭痛として感じられます。
デスクワークやスマートフォンの長時間使用により、首や肩に負担がかかり続けると、筋肉が持続的に緊張した状態になります。
この筋肉の緊張が血流を悪化させ、老廃物が蓄積することで痛みが生じます。
頭を支える筋肉の疲労や、精神的なストレスによる無意識の筋肉の緊張も、緊張型頭痛の要因となります。
痛みは、頭を締め付けられるような、重苦しい感じとして表現されることが多く、片頭痛のような拍動性の痛みではありません。
2.2.2 右側に偏る場合の生活習慣
緊張型頭痛が右側に偏って起こる場合、日常生活での身体の使い方に偏りがある可能性が高いです。
右利きの人は、右肩や右側の首の筋肉をより多く使う傾向があり、その側の筋肉が疲労しやすくなります。
パソコン作業時にマウスを使う右手側の肩が上がりやすく、右側の首から肩にかけての筋肉が緊張しやすい状況が生まれます。
いつも同じ側でカバンを持つ、同じ側を下にして寝る、足を組む時にいつも同じ組み方をするなどの習慣も、身体の左右バランスを崩す要因です。
デスク環境が身体の中心からずれている場合、例えばモニターが正面ではなく右側に置かれていると、常に右側を向く姿勢となり右側の筋肉に負担がかかります。
| 生活習慣 | 右側への影響 |
|---|---|
| マウス操作 | 右肩が上がり、右首筋が緊張 |
| カバンの持ち方 | いつも右肩にかけると右側に負担 |
| 電話の使い方 | 右側で挟むと右首が圧迫される |
| モニターの位置 | 右向きの姿勢が続くと右側が疲労 |
| 寝る姿勢 | いつも右を下にすると右側に負担 |
2.3 原因3 群発頭痛
群発頭痛は、一定期間に集中して起こる非常に激しい頭痛で、片側の目の奥を中心に痛みが現れます。
頭痛の中でも特に痛みが強く、「目をえぐられるような痛み」と表現されることもあります。
2.3.1 目の奥の激しい痛みの特徴
群発頭痛の痛みは、片側の目の奥から始まり、こめかみや額に広がる激痛が特徴です。
痛みの強さは耐え難いレベルで、じっとしていられないほどの激痛となります。
発作は15分から3時間程度続き、一度始まると一定期間(数週間から数か月)毎日のように同じ時間帯に繰り返し起こります。
この繰り返し起こる期間を「群発期」と呼び、群発期が終わると数か月から数年間は症状が現れない寛解期に入ります。
痛みと同時に、痛む側の目が充血したり、涙が出たり、鼻水や鼻づまりが起こることがあります。
まぶたが垂れ下がったり、瞳孔が小さくなるなどの自律神経症状を伴うこともあります。
アルコールの摂取が発作の引き金になりやすく、群発期には少量の飲酒でも頭痛が誘発されることがあります。
2.3.2 男性に多い理由
群発頭痛は、女性よりも男性に3倍から7倍程度多く発症することが知られています。
20代から40代の働き盛りの男性に多く見られる傾向があります。
男性ホルモンが関与している可能性や、喫煙率の高さが関連しているという説があります。
視床下部という脳の一部の機能異常が原因と考えられており、体内時計のリズムと深く関係していることから、決まった時間に発作が起こりやすいとされています。
ストレスの多い生活環境や、不規則な生活リズムが群発頭痛の発症や悪化に関わっている可能性も指摘されています。
2.4 原因4 三叉神経痛
三叉神経痛は、顔面の感覚を司る三叉神経が刺激されることで起こる、顔や頭部の激しい痛みです。
痛みは突発的に起こり、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。
2.4.1 電気が走るような痛みの正体
三叉神経痛の痛みは、電気が走るような鋭い痛み、あるいは針で刺されるような瞬間的な激痛として感じられます。
痛みは数秒から数十秒程度の短時間ですが、非常に強烈で、何度も繰り返し起こることがあります。
顔を洗う、歯を磨く、食事をする、話をするなどの日常的な動作が痛みの引き金(トリガー)となることがあります。
顔の特定の部分(トリガーポイント)に触れるだけで痛みが誘発されることもあり、患者さんはその部分を避けるようになります。
痛みは三叉神経の通り道に沿って現れ、頬、上あご、下あご、額などに痛みが走ります。
三叉神経が血管によって圧迫されることや、加齢による変化、まれに腫瘍などが原因となることがあります。
2.4.2 顔面の右側に現れる症状
三叉神経痛は、顔の左右どちらか片側だけに症状が現れるのが一般的です。
右側の三叉神経に問題がある場合、右側の顔面や右側頭部に痛みが集中します。
痛みは三叉神経の3つの枝の分布領域に沿って現れ、額から目の周囲、頬、あご、歯などに痛みが走ります。
右側に症状が出る場合、右の頬が痛む、右の歯が痛むように感じる、右の額に電気が走るような感覚がするなどの訴えが多く聞かれます。
痛みがあまりにも強いため、歯の痛みと勘違いして歯科を訪れる人も少なくありません。
50歳以上の女性に多く見られる傾向があり、加齢とともに発症リスクが高まります。
| 三叉神経の枝 | 痛みが現れる場所 |
|---|---|
| 第1枝(眼神経) | 額、目の周囲、頭頂部 |
| 第2枝(上顎神経) | 頬、上唇、上の歯 |
| 第3枝(下顎神経) | 下あご、下唇、下の歯 |
2.5 原因5 脳の疾患(くも膜下出血・脳腫瘍など)
頭痛の中には、命に関わる重大な脳の疾患が原因となっているものもあります。
特に突然始まった激しい頭痛や、今までに経験したことのないタイプの頭痛は注意が必要です。
2.5.1 すぐに受診すべき危険なサイン
突然バットで殴られたような激しい頭痛が起きた場合は、くも膜下出血の可能性があり、直ちに救急受診が必要です。
くも膜下出血は、脳の表面を覆うくも膜と脳の間にある血管が破れて出血する状態で、生命に関わる緊急事態です。
頭痛とともに意識がもうろうとする、ろれつが回らない、手足が動かしにくい、物が二重に見えるなどの症状が現れた場合も危険です。
これまでにない激しい頭痛、発熱と首のこわばりを伴う頭痛(髄膜炎の可能性)も緊急性が高い症状です。
脳腫瘍による頭痛は、朝起きた時に強く、時間とともに徐々に悪化していく特徴があります。
頭痛の頻度や強さが日に日に増していく、いつもの頭痛と明らかに違う、という場合も注意が必要です。
| 危険なサイン | 考えられる疾患 |
|---|---|
| 突然の激しい頭痛(今までに経験したことのない痛み) | くも膜下出血 |
| 頭痛とともに意識障害、麻痺、言語障害 | 脳出血、脳梗塞 |
| 発熱、首のこわばり、嘔吐 | 髄膜炎、脳炎 |
| 朝方に強く、徐々に悪化する頭痛 | 脳腫瘍 |
| 頭部外傷後の頭痛 | 慢性硬膜下血腫 |
2.5.2 頭痛以外の症状に注意
重大な脳疾患では、頭痛だけでなく他の神経症状を伴うことが多いという特徴があります。
片側の手足に力が入らない、顔の片側がゆがむ、言葉が出にくい、ろれつが回らないなどの症状は、脳卒中の可能性があります。
視野の一部が欠ける、物が二重に見える、一時的に視力が低下するなどの視覚の異常も要注意です。
めまいやふらつき、バランスが取れない、歩きにくいなどの症状も、脳の異常を示唆することがあります。
けいれん発作が起きた、記憶がとぎれる、人格や性格が変わったように感じられる、といった症状も重大なサインです。
吐き気や嘔吐が激しく、頭痛とともに繰り返し現れる場合も、脳圧が上がっている可能性があります。
右側の頭痛に加えて、これらの症状のいずれかが現れた場合は、速やかに救急受診することが重要です。
3. 頭痛右側の痛みへの対処法

右側に現れる頭痛は、適切な対処法を知ることで症状を和らげることができます。
ここでは、自宅でできる応急処置から生活習慣の改善まで、実践的な対処法を詳しく解説します。
3.1 自宅でできる応急処置
頭痛が起きたときは、まず落ち着いて症状を観察することが大切です。
痛みの種類によって効果的な対処法が異なるため、自分の頭痛のタイプを見極めましょう。
3.1.1 冷やす?温める?正しい対処法
頭痛の種類によって、冷やすべきか温めるべきかが変わります。
片頭痛の場合は冷やすことが効果的で、血管の拡張を抑えることができます。
濡れタオルや冷却シート、保冷剤をタオルで包んだものを痛む側に当てましょう。
一方、緊張型頭痛の場合は温めることで筋肉の緊張がほぐれ、血行が改善します。
蒸しタオルを首や肩に当てたり、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かることが有効です。
| 頭痛の種類 | 対処法 | 理由 |
|---|---|---|
| 片頭痛 | 冷やす | 拡張した血管を収縮させ、炎症を抑える |
| 緊張型頭痛 | 温める | 筋肉の緊張をほぐし、血流を改善する |
| 群発頭痛 | 冷やす | 痛みの緩和と副交感神経の刺激 |
片頭痛の場合は、明るい光や大きな音が症状を悪化させるため、暗く静かな部屋で休むことも重要です。
カフェインを含む飲み物を少量摂取すると、血管収縮作用により痛みが和らぐこともあります。
ただし、カフェインの摂りすぎは逆効果になるため、コーヒーなら1杯程度にとどめましょう。
3.1.2 楽な姿勢と安静の取り方
頭痛が起きたときの姿勢も、症状の軽減に大きく影響します。
片頭痛の場合は横になって安静にすることが最も効果的です。
枕の高さを調整して、首に負担がかからない姿勢を見つけましょう。
仰向けが辛い場合は、痛む側を上にして横向きに寝ると楽になることがあります。
緊張型頭痛の場合は、長時間同じ姿勢でいることが症状を悪化させます。
座っている場合は、背筋を伸ばして椅子に深く腰掛け、足の裏全体を床につけましょう。
パソコン作業をしている場合は、モニターの位置を目線の高さに調整し、1時間に1回は立ち上がって体を動かすことが大切です。
呼吸法も痛みの軽減に役立ちます。
ゆっくりと深呼吸を繰り返すことで、自律神経のバランスが整い、筋肉の緊張もほぐれます。
4秒かけて鼻から息を吸い、7秒息を止め、8秒かけて口から息を吐く方法を試してみましょう。
3.2 市販薬の選び方と注意点
市販の鎮痛薬は、正しく使えば頭痛の症状を効果的に抑えることができます。
主な鎮痛薬の成分には、アセトアミノフェン、イブプロフェン、ロキソプロフェンなどがあります。
アセトアミノフェンは比較的副作用が少なく、胃への負担も軽いため、初めて鎮痛薬を使う方に適しています。
イブプロフェンやロキソプロフェンは抗炎症作用が強く、片頭痛や緊張型頭痛に効果的です。
| 成分 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| アセトアミノフェン | 胃に優しく副作用が少ない | 効果はやや穏やか |
| イブプロフェン | 抗炎症作用が強い | 胃腸障害に注意 |
| ロキソプロフェン | 速効性がある | 空腹時の服用は避ける |
| アスピリン | 血流改善効果もある | 喘息のある方は注意 |
市販薬を使う際の重要な注意点として、痛みが出てから早めに服用することが効果を高めるポイントです。
痛みが強くなってから飲んでも効きにくくなるため、頭痛の前兆を感じたら早めに対処しましょう。
ただし、月に10日以上鎮痛薬を使用すると、薬物乱用頭痛を引き起こす可能性があります。
薬物乱用頭痛は、鎮痛薬の使いすぎによって逆に頭痛が慢性化してしまう状態です。
頻繁に頭痛が起こる場合は、市販薬に頼らず専門機関で相談することが必要です。
また、妊娠中や授乳中の方、他の薬を服用している方は、薬剤師に相談してから使用しましょう。
胃腸が弱い方は、食後に服用するか、胃粘膜保護成分が配合された製品を選ぶと安心です。
3.3 生活習慣の改善ポイント
頭痛の根本的な改善には、日々の生活習慣を見直すことが欠かせません。
一時的な対処法だけでなく、長期的な視点で体質改善に取り組むことで、頭痛の頻度や強さを減らすことができます。
3.3.1 睡眠の質を高める方法
睡眠不足や睡眠の質の低下は、頭痛の大きな原因となります。
特に右側の頭痛は、睡眠時の姿勢や枕の高さと関連していることも少なくありません。
理想的な睡眠時間は個人差がありますが、一般的には7〜8時間が推奨されています。
毎日同じ時間に就寝・起床することで、体内時計が整い、睡眠の質が向上します。
寝る前のスマートフォンやパソコンの使用は、ブルーライトが睡眠ホルモンのメラトニン分泌を妨げるため控えましょう。
就寝の1〜2時間前からは画面を見る時間を減らし、読書やストレッチなどリラックスできる活動に切り替えることが効果的です。
枕の選び方も重要で、首のカーブを自然に保てる高さと硬さのものを選ぶことで、頭部への負担が軽減されます。
右側を下にして寝る癖がある方は、その側に負担がかかりやすいため、仰向けや左右交互に寝る習慣をつけましょう。
寝室の環境も睡眠の質に影響します。
室温は18〜22度程度、湿度は50〜60%が快適とされています。
遮光カーテンで朝日を遮りすぎると体内時計が乱れるため、朝は自然光を取り入れることも大切です。
| 改善項目 | 具体的な方法 | 期待できる効果 |
|---|---|---|
| 就寝時間の固定 | 毎日同じ時間に寝起きする | 体内時計の安定 |
| 寝る前の習慣 | ブルーライトを避ける | メラトニン分泌の正常化 |
| 枕の調整 | 首のカーブに合った高さ | 頭部・首への負担軽減 |
| 寝室環境 | 温度18〜22度、湿度50〜60% | 深い睡眠の促進 |
3.3.2 ストレス管理と運動
ストレスは筋肉の緊張を引き起こし、特に緊張型頭痛の大きな要因となります。
慢性的なストレス状態では自律神経のバランスが崩れ、血管の収縮や拡張が不安定になるため、頭痛が起こりやすくなります。
ストレス管理の第一歩は、自分がストレスを感じていることに気づくことです。
イライラ、不安、焦燥感などの感情や、肩こり、歯ぎしりなどの身体症状がストレスのサインです。
深呼吸や瞑想は、簡単に取り入れられるストレス対処法です。
1日5分でも、静かな場所で目を閉じて呼吸に意識を向けるだけで、心身のリラックス効果が得られます。
趣味の時間を持つことも重要で、仕事や家事から離れて自分の好きなことに没頭する時間が、ストレス解消につながります。
適度な運動は、血流を改善し、筋肉の緊張をほぐすだけでなく、ストレス軽減にも効果的です。
ウォーキング、ジョギング、水泳などの有酸素運動は、週3回、1回30分程度を目安に行うと良いでしょう。
激しい運動は逆に頭痛を誘発することもあるため、自分のペースで無理なく続けられる運動を選びましょう。
ヨガやピラティスは、ストレッチと呼吸法を組み合わせた運動で、頭痛予防に特に効果的です。
首や肩の筋肉をほぐす動きが多く含まれており、デスクワークで凝り固まった体をリセットできます。
日常生活の中でも、階段を使う、一駅分歩く、立ちながら作業するなど、こまめに体を動かす習慣をつけることが大切です。
運動後は十分な水分補給を行い、ストレッチでクールダウンすることで、筋肉痛や疲労の蓄積を防ぎましょう。
人との会話やコミュニケーションも、ストレス解消に役立ちます。
悩みや不安を誰かに話すだけでも心が軽くなり、新たな視点や解決策が見つかることもあります。
十分な休息とリフレッシュの時間を確保し、自分を大切にする姿勢が、結果的に頭痛の予防につながります。
4. 病院を受診すべき頭痛右側の症状

右側の頭痛の中には、すぐに医療機関での診察が必要な危険な状態が隠れている場合があります。
命に関わる重大な疾患の可能性もあるため、症状の見極めが重要です。
ここでは受診の判断基準と、診察時に伝えるべき情報について詳しく解説します。
4.1 緊急性の高い症状チェックリスト
以下の症状が一つでも当てはまる場合は、直ちに救急車を呼ぶか、すぐに医療機関を受診する必要があります。
| 症状カテゴリー | 具体的な症状 | 疑われる疾患 |
|---|---|---|
| 突然の激しい痛み | 今までに経験したことがないほどの激痛が突然起こる、バットで殴られたような痛み | くも膜下出血 |
| 意識障害 | 意識がもうろうとする、呼びかけに反応しにくい、意識を失う | 脳出血、脳梗塞 |
| 運動麻痺 | 右側の頭痛とともに左半身が動かしにくい、手足に力が入らない | 脳梗塞、脳出血 |
| 言語障害 | ろれつが回らない、言葉が出てこない、相手の言葉が理解できない | 脳梗塞 |
| 視覚異常 | 視野の一部が欠ける、物が二重に見える、急に見えなくなる | 脳梗塞、脳腫瘍 |
| 激しい嘔吐 | 頭痛とともに噴水のように吐く、何度も嘔吐が続く | くも膜下出血、脳腫瘍 |
| けいれん | 手足がガクガクと震える、全身がけいれんする | 脳出血、脳腫瘍、脳炎 |
| 高熱 | 38度以上の高熱と首の硬直、強い頭痛 | 髄膜炎、脳炎 |
特に「今までに経験したことがない激しい頭痛」が突然起こった場合は、くも膜下出血の可能性があり、数時間以内の処置が生死を分けます。
また、頭痛が日に日に強くなっている場合も、脳腫瘍などの可能性があるため早めの受診が必要です。
頭痛に加えて発熱や首の硬直がある場合は、髄膜炎や脳炎の可能性があり、これらも緊急性の高い疾患です。
50歳以上で初めて経験する右側の頭痛も、側頭動脈炎などの血管の炎症の可能性があり、放置すると失明のリスクがあります。
4.2 何科を受診すればいい?
右側の頭痛で医療機関を受診する際、どの診療科を選べばよいか迷う方も多いでしょう。
緊急性が高い症状がある場合は、迷わず救急外来を受診してください。
緊急性はないものの受診を考えている場合、まずは「神経内科」または「脳神経外科」の受診をお勧めします。
神経内科は、片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛などの機能的な頭痛の診断と治療を専門としています。
脳神経外科は、脳出血や脳腫瘍など、脳そのものの構造的な問題による頭痛の診断と治療を行います。
どちらを受診すべきか判断がつかない場合は、まず総合内科や内科を受診し、必要に応じて専門科を紹介してもらう方法もあります。
| 診療科 | 対応する症状・疾患 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| 神経内科 | 片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛、三叉神経痛 | 繰り返す頭痛、慢性的な頭痛に悩んでいる方 |
| 脳神経外科 | くも膜下出血、脳出血、脳梗塞、脳腫瘍 | 突然の激しい頭痛、神経症状を伴う方 |
| ペインクリニック | 慢性頭痛、三叉神経痛、薬物乱用頭痛 | 痛み止めが効かない、長期的な痛み管理が必要な方 |
| 内科・総合診療科 | 初期診断、他科への紹介 | どの科を受診すべきか分からない方 |
| 耳鼻咽喉科 | 副鼻腔炎による頭痛、中耳炎 | 鼻づまりや顔面の痛みを伴う方 |
| 眼科 | 緑内障、眼精疲労による頭痛 | 目の痛みや視力低下を伴う方 |
右側の頭痛に目の充血や涙が出る症状が伴う場合は、群発頭痛の可能性があり、神経内科が適しています。
顔面の右側に電気が走るような痛みがある場合は、三叉神経痛の可能性があり、神経内科やペインクリニックが専門です。
頭痛とともに鼻づまりや顔面の圧迫感がある場合は、副鼻腔炎が原因かもしれず、耳鼻咽喉科の受診も検討してください。
4.3 診察時に伝えるべきこと
医療機関を受診する際、正確な診断のために必要な情報を整理して伝えることが重要です。
診察前にメモを用意しておくと、伝え漏れを防ぐことができます。
まず、頭痛が始まった時期と、どのように痛みが始まったかを伝えましょう。
突然始まったのか、徐々に強くなったのか、いつから続いているのかという時間経過は、診断において非常に重要な情報です。
痛みの性質についても具体的に説明してください。
ズキンズキンと脈打つような痛みなのか、締め付けられるような痛みなのか、電気が走るような痛みなのかによって、疑われる疾患が異なります。
| 伝えるべき項目 | 具体的な内容 | 診断への役立ち方 |
|---|---|---|
| 痛みの場所 | 右のこめかみ、右の目の奥、右側全体など具体的に | 疾患の種類の特定 |
| 痛みの強さ | 10段階で表現、日常生活への影響 | 緊急性の判断 |
| 痛みの持続時間 | 数秒、数分、数時間、数日など | 頭痛のタイプの分類 |
| 痛みの頻度 | 毎日、週に数回、月に数回など | 慢性か急性かの判断 |
| 随伴症状 | 吐き気、嘔吐、めまい、視覚異常、手足のしびれなど | 脳の疾患の有無の判断 |
| 痛みの誘因 | 特定の食べ物、ストレス、睡眠不足、天候など | 片頭痛などの診断 |
| 痛みが楽になる条件 | 暗い部屋で休む、冷やす、温めるなど | 頭痛のタイプの特定 |
| 既往歴 | 過去の頭痛、他の病気、手術歴 | 基礎疾患の影響の評価 |
| 服用中の薬 | 処方薬、市販薬、サプリメント | 薬物相互作用や乱用頭痛の確認 |
| 家族歴 | 家族の片頭痛、脳疾患の有無 | 遺伝的要因の評価 |
頭痛が起こる前に前兆があるかどうかも重要な情報です。
視野にキラキラした光が見える、視野の一部が見えにくくなるなどの前兆は、前兆を伴う片頭痛の特徴です。
痛み止めの薬を使っている場合は、薬の名前と使用頻度を必ず伝えてください。
月に10日以上痛み止めを使っている場合、薬物乱用頭痛の可能性があります。
生活習慣についても質問されることがあるため、睡眠時間、ストレスの有無、飲酒習慣、喫煙習慣なども答えられるようにしておきましょう。
女性の場合は、生理周期と頭痛の関係も重要な情報です。
生理前や生理中に右側の頭痛が起こる場合、ホルモンの変動が関与する片頭痛の可能性があります。
頭痛が仕事や日常生活にどの程度影響しているかも伝えてください。
痛みのために仕事を休む、家事ができない、外出できないなどの情報は、治療方針を決める上で参考になります。
診察時には、遠慮せずに気になることをすべて質問しましょう。
「こんなことを聞いてもいいのか」と思うような小さなことでも、診断の手がかりになる場合があります。
5. 頭痛右側の痛みを予防する方法

右側の頭痛を繰り返している方は、日常生活の見直しによって発症頻度を減らすことができます。
予防のポイントは、頭痛の引き金となる要因を取り除き、身体のバランスを整えることです。
ここでは具体的な予防方法を詳しく解説します。
5.1 日常生活で気をつけるポイント
右側の頭痛を予防するには、生活リズムを整えることが最も重要です。
不規則な生活は自律神経の乱れを招き、片頭痛や緊張型頭痛の引き金となります。
毎日同じ時間に起床し、同じ時間に就寝する習慣をつけましょう。
休日に寝だめをすることは、かえって頭痛を誘発する原因になります。
平日と休日で起床時間の差を2時間以内に抑えることが理想的です。
また、騒音や強い光、強い匂いなども頭痛の引き金になりやすい要因です。
特に片頭痛を持つ方は、これらの刺激に敏感な傾向があります。
職場や自宅の環境を見直し、刺激の少ない空間を作ることも予防につながります。
パソコンやスマートフォンの画面から発せられるブルーライトも、眼精疲労を通じて頭痛を引き起こします。
長時間のデジタル機器使用を避け、1時間ごとに5〜10分の休憩を取りましょう。
ブルーライトカット機能や専用メガネの活用も効果的です。
天候の変化も頭痛と深く関係しています。
気圧の変動は血管の拡張や収縮に影響を与え、特に片頭痛を誘発しやすくなります。
天気予報をチェックし、気圧が下がる日は無理なスケジュールを組まないなどの対策が有効です。
| 予防のポイント | 具体的な行動 | 注意点 |
|---|---|---|
| 生活リズム | 毎日同じ時間に起床・就寝 | 休日の寝だめを避ける |
| 環境調整 | 騒音・強光・強い匂いを避ける | 職場や自宅の環境を見直す |
| デジタル機器 | 1時間ごとに休憩を取る | ブルーライトカット機能を活用 |
| 気圧変動 | 天気予報をチェックする | 低気圧の日は無理をしない |
5.2 食事と水分補給の重要性
食事の内容やタイミングは、頭痛の発生に大きく影響します。
空腹状態が続くと血糖値が下がり、頭痛を引き起こしやすくなります。
朝食を抜くことは避け、1日3食を規則正しく摂ることが基本です。
特に朝食は脳のエネルギー源となるため、必ず食べるようにしましょう。
片頭痛の方は、特定の食品が頭痛の引き金になることがあります。
チョコレート、チーズ、ハム、ソーセージなどの加工肉、赤ワインなどは、血管を拡張させる成分を含んでいます。
自分の頭痛を誘発する食品を記録し、それらを避けることで予防効果が高まります。
カフェインの摂取にも注意が必要です。
適量のカフェインは頭痛を和らげる効果がありますが、過剰摂取や急な摂取中止は逆に頭痛を引き起こします。
1日2〜3杯程度のコーヒーや緑茶であれば問題ありませんが、毎日大量に飲んでいる方は徐々に減らすよう心がけましょう。
水分補給の不足も頭痛の大きな原因です。
体内の水分が不足すると血液の粘度が上がり、脳への血流が悪くなります。
1日1.5〜2リットルを目安に、こまめに水分を摂取しましょう。
一度に大量に飲むのではなく、少しずつ頻繁に飲むことが効果的です。
特に朝起きたときと入浴後は、体が水分を必要としているタイミングです。
コップ1杯の水を飲む習慣をつけると良いでしょう。
アルコールは脱水を引き起こし、血管を拡張させるため頭痛の原因になります。
飲酒する際は、水も一緒に飲むことで予防効果が期待できます。
マグネシウムやビタミンB2などの栄養素は、頭痛予防に効果があるとされています。
マグネシウムは海藻類、ナッツ類、大豆製品に多く含まれています。
ビタミンB2はレバー、納豆、卵、乳製品などに豊富です。
バランスの取れた食事を心がけることで、これらの栄養素を自然に摂取できます。
| 食事のポイント | 推奨される行動 | 避けるべきこと |
|---|---|---|
| 食事のタイミング | 1日3食を規則正しく摂る | 朝食を抜く、長時間の空腹 |
| 誘発食品 | 頭痛記録をつけて特定する | チョコレート、加工肉、赤ワイン |
| カフェイン | 1日2〜3杯程度に抑える | 過剰摂取、急な摂取中止 |
| 水分補給 | 1日1.5〜2リットル、こまめに飲む | 水分不足、脱水状態 |
| 栄養素 | マグネシウム、ビタミンB2を意識 | 偏った食事、栄養不足 |
5.3 姿勢改善とストレッチ
右側の頭痛、特に緊張型頭痛は、姿勢の悪さや筋肉の緊張が大きな原因となります。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用は、首や肩の筋肉に負担をかけ、右側に偏った緊張を生むことがあります。
まず、デスクワーク時の姿勢を見直しましょう。
椅子の高さは、足が床にしっかりつき、膝が90度になるように調整します。
モニターの位置は目線の高さか、やや下になるように設定してください。
背筋を伸ばし、あごを引いた姿勢を保つことが理想的です。
マウスやキーボードの位置も重要です。
右利きの方は、マウスを遠くに置きすぎると右肩が前に出て、右側の首や肩に負担がかかります。
体の近くに配置し、肘を90度に保てる位置で操作しましょう。
スマートフォンを見るときは、端末を目の高さまで持ち上げることで、首への負担を軽減できます。
下を向いた姿勢を長時間続けると、首の後ろ側の筋肉が緊張し、頭痛につながります。
定期的なストレッチは、筋肉の緊張をほぐし頭痛予防に非常に効果的です。
首のストレッチは、ゆっくりと首を右に傾け、左側の筋肉を伸ばします。
次に左に傾け、右側を伸ばします。
前後にも同様に動かし、各方向で10〜15秒キープします。
肩のストレッチでは、両肩を耳に近づけるように持ち上げ、数秒キープした後にストンと落とします。
これを5〜10回繰り返すことで、肩の緊張がほぐれます。
肩甲骨を動かすストレッチも有効です。
両手を肩に置き、肘で大きな円を描くように回します。
前回し、後ろ回しを各10回ずつ行いましょう。
デスクワーク中は、1時間に1回は立ち上がって体を動かすことが推奨されます。
軽い屈伸運動や、その場で足踏みをするだけでも血流が改善されます。
入浴時の温熱効果も筋肉の緊張をほぐすのに役立ちます。
38〜40度程度のぬるめのお湯に15〜20分ゆっくり浸かることで、全身の血行が促進されます。
首や肩を温めることで、筋肉の緊張が和らぎ頭痛予防につながります。
ただし、片頭痛の発作中は温めると悪化することがあるため注意が必要です。
日常的な運動習慣も頭痛予防に効果があります。
ウォーキングや軽いジョギング、水泳などの有酸素運動は、全身の血流を改善し、ストレス解消にもなります。
週に3〜4回、30分程度の運動を継続することが理想的です。
激しすぎる運動はかえって頭痛を誘発することがあるため、息が上がらない程度の強度で行いましょう。
ヨガやピラティスは、姿勢改善とストレス管理の両面で効果的です。
深い呼吸と緩やかな動きが、自律神経を整え頭痛の予防に役立ちます。
睡眠時の姿勢も見直しが必要です。
枕の高さが合っていないと、首に負担がかかり頭痛の原因になります。
仰向けに寝たときに、首のカーブが自然に保たれる高さの枕を選びましょう。
高すぎる枕は首を前に押し出し、低すぎる枕は首を反らせてしまいます。
横向きで寝る場合は、肩幅に合わせてやや高めの枕が適しています。
| 姿勢・運動のポイント | 具体的な方法 | 頻度・目安 |
|---|---|---|
| デスクワーク姿勢 | 足を床につけ、背筋を伸ばす | 常に意識する |
| 首のストレッチ | 各方向に傾け、10〜15秒キープ | 1時間に1回 |
| 肩のストレッチ | 肩を上げて落とす、肩甲骨を回す | 1時間に1回 |
| 有酸素運動 | ウォーキング、軽いジョギング | 週3〜4回、30分程度 |
| 入浴 | 38〜40度のお湯に浸かる | 毎日15〜20分 |
| 枕の高さ | 首のカーブが自然に保たれる高さ | 睡眠時 |
これらの予防法を組み合わせて実践することで、右側の頭痛の発生頻度を大幅に減らすことができます。
すべてを一度に始めるのは難しいかもしれませんが、できることから少しずつ取り入れていきましょう。
継続することが最も重要であり、習慣化することで効果が現れてきます。
6. まとめ
頭痛右側の痛みには、片頭痛や緊張型頭痛といった比較的よくあるものから、群発頭痛、三叉神経痛、さらには脳の疾患まで様々な原因が考えられます。突然の激しい痛み、手足の麻痺、意識障害などの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。軽度の痛みでも繰り返す場合は、自己判断せず神経内科や脳神経外科で診察を受けることが大切です。日常生活では、十分な睡眠、適度な運動、正しい姿勢、ストレス管理を心がけることで、頭痛の予防につながります。
和歌山の頭痛専門鍼灸院矢野鍼灸整骨院では頭痛専門の鍼灸で頭痛のお悩みを解決します。
矢野鍼灸整骨院の鍼灸は、てい鍼という痛みゼロの鍼と、熱さの調節できるお灸で初めての方でも安心して受けていただけます。
頭痛の不調でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
【この記事を書いた人】
矢野泰宏(やの やすひろ)
鍼灸師/自律神経ケア専門 和歌山・矢野鍼灸整骨院 院長
ストレスによるめまい・耳鳴り・頭痛・不眠・パニック障害・不安感など、自律神経の乱れによる不調に悩む方を対象に、薬に頼らない東洋医学的アプローチでのサポートを行っています。丁寧なカウンセリングと身体にやさしい鍼灸で、心身のバランスを整える施術を心がけています。
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